The Hokkaido Geographical Society


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学術大会のおしらせ
学術大会のおしらせ : 【後援】北海道の山岳研究-日本国内の極域環境変化-
投稿者 :  投稿日時: 2025-02-07

「北海道の山岳研究2025」開催のお知らせ

地球温暖化が進行する中、山岳環境や極域環境にも深刻な変化が現れています。本研究集会では、北海道の山岳地帯を中心とした環境変化について最先端の研究成果を共有します。第一部では、北海道の山における環境変化について広範なテーマの一般発表を実施します。第二部では、大雪山系と日高山脈の環境変化、また登山道研究の最前線についての招待講演を予定しています。

この機会に、身近な山岳環境から地球全体の変化を見つめ、現状を知るとともに未来への理解を深めてみませんか?皆様のご参加を心よりお待ちしております。

北海道の山岳研究 −日本国内の極域環境変化−

 日時: 2025年3月1日(土)9:20〜17:30
 場所: 北海道大学・地球環境科学研究院講堂
 参加無料・会場参加にも事前登録が必要です。

発表者(所属) 発表題目

9:00 開場

第一部 一般研究発表会(会場開催のみ)

9:10 曽根敏雄 前説(発表15分/質疑応答5分)

9:20 渡辺隼生(北大・環境院・修士) 羊蹄山山頂部における地
温・気温の特性

9:40 猪又雅史(北大・環境院・修士) 登山道浸食の監視に関わるSfM技術の応用

10:00 山口裕志(北大・環境院・修士) 風穴による特異的な環境が植生の多様性に及ぼす影響

10:20 亀田貴雄 (北見工大・教授)
大雪山系雪壁雪渓の1964年以降の52年間の質量収支変動,気候感度および将来予測

10:40     休憩

11:00 助野実樹郎((株)北海道技術コンサルタント・副技師長)
永久方形区による大雪山小泉岳の高山植生モニタリング

11:20 渡辺康之(日本鱗翅学会・評議員) 大雪山の高山性昆虫とその辿った道

11:40 中川博之(ノーザン クリフ フロラ研究所)
"北海道産エゾイトイを約100年ぶりに確認する -小泉英雄の軌跡-"

12:00 高橋伸幸(北海学園大学名誉教授) アポイ岳における気温特性

12:25 13:20     昼食(お弁当をご持参ください。)

第二部 招待講演会(ハイブリッド開催)

13:20 石川 守 開会の辞 北大・地球環境・准教授
発表35/50分・質疑応答10分

13:25 曽根敏雄(氷河・雪氷圏環境研究舎) 衰退する大雪山の永久凍土

14:10 佐藤 謙(北海学園大学名誉教授) アポイ岳における高山植物群落の減少と再生策の検討

14:55     休憩

15:05 愛甲哲也(北大・農学研究院・教授) 北海道の山岳地の管理における課題と登山者の協力

15:50     小休憩

15:55 渡辺悌二(北大・地球環境・教授) 登山道研究の過去・現在・未来

16:55 17:00 小休憩

17:00 17:30 総合討論

岩花 剛 閉会の辞

参加は無料ですが、2月28日までに事前登録が必要です。未登録の場合には会場に入場できません。

登録フォーム https://alaska.zoom.us/meeting/register/ZBYNxPOFRk-2N_okmGjUFw[/url]

主催:岩花剛(アラスカ大、北大北極センター)・曽根敏雄(氷河・雪氷環境圏環境研究舎)・石川守(北大地球環境)

後援:日本雪氷学会北海道支部/北海道地理学会/北海道大学北極域研究センター/氷河・雪氷圏環境研究舎

連絡先:岩花剛(giwahana*alaska.edu)
 *を@に変更して下さい。