The Hokkaido Geographical Society


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学術大会のおしらせ
学術大会のおしらせ : 北海道地理学会2017年度秋季学術大会 開催
投稿者 :  投稿日時: 2017-09-28

平成29年度北海道地理学会秋季大会のお知らせ

エクスカーション: 江別における地形(防災)、地域産業の地域的特色を知る

期日: 2017年11月5日(日)

集合: 9時(8時55分までに集合願います) JR札幌駅北口前(移動は貸切バス)

解散: 16時(道路事情等により前後する場合があります) JR札幌駅北口前

案内:横山光(北翔大学教育文化部准教授/理科教育・地学)、菊地達夫(同短期大学部教授)

 今回の巡検では,「江別市内」を中心に,市内の地形の様子(防災)、産業の様子についてめぐります。

 江別は、石狩川、千歳川をはじめ、河川(一部水路)などが合流・分布し、明治期以降、たびたび集中豪雨(台風)の発生により洪水の被害に見舞われた地域です。加え、市内西部は、野幌丘陵地に位置し、いくつかの活断層地形も確認できます。

 江別は、その河川を利用した河川交通により、物流拠点として市街地を形成しました。倉庫群の一部が(江別駅付近)その名残を伝えています。その倉庫群の建材には、レンガを使用しているものがあります。江別のレンガ製造は、明治24年から始まり、地域の良質な粘土を利用し、最盛期(昭和25年)には、野幌駅を中心に15ヶ所の工場が立地・稼働しました。また近年では、収量の少ない幻の小麦として「ハルユタカ」の生産が脚光を浴びています。

 今回の巡検では、自然地理的事象と人文地理的事象の関係性についても注目していきます。

コース(予定):
JR札幌駅北口前・出発(9:00) → 雁来大橋(野幌丘陵遠望) → 江別西IC付近の活断層地形 → 畠山煉瓦採粘土場 → 米澤煉瓦工場 → 文京台地区の活断層地形 → EBRI(旧煉瓦工場/昼食場所)→ 野幌地区の地形歩き(沢地形探し)→ 東野幌の地形(活断層・洪水)→ 上江別地区の排水機場 → 江別河川防災ステーション → 美原地区(小麦畑) → 江別製粉(工場見学)→ JR札幌駅北口前・解散(16:00)

※見学先、訪問順は、都合(雨天・悪天を含む)により変更となる場合があります。

北海道地理学会HP  http://www.hokkaidogeog.org/
札幌地理サークルblog http://geogra100.exblog.jp/

共 催:札幌地理サークル,北海道教育地図研究会

参加費:一般会員3,000円,学生会員・学部生等2,000円(バス代,資料代を含む)
エブリ館内レストラン利用の場合、昼食代(1,500円程度)は別途。当日集めます。

参加定員:40名(定員になり次第締め切ります。)

参加申込:E-mailで,氏名・住所・連絡先・メールアドレスを記入の上、10月27日(金)17時までに

申込方法:原則、電子メールでお申し込みください。件名は「地理巡検申込」と明記の事。

申込先:菊地達夫(北翔大学)E-mail:chiri*hokusho-u.ac.jp
(*を@に変えて送信して下さい)
 研究室直通(含FAX)011−387−3957